Running Lean 覚え書き①

「Running Lean」リーンスタートアップの実践的な内容を記載した本を読んでいます。
内容をまとめ、かつわからない部分を覚え書きとして記述しようと思います。

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

1章 メタ原則

  • Running Leanの本質は3つの手順に分けられる。
    • プランA(おそらく起業アイデア)を文章化する
    • プランで最もリスクの高い部分を見つける
    • プランを体系的にテストする
手順1:プランAを文章化する
  • プランAはそのままでは役にたたない→テストすることが必要
  • リーンキャンバスに書き出し誰かと共有する
    • 「ソリューション」に夢中になりがちだが、それでは製品にはならない→ビジネスモデルの全体像を把握する
手順2:プランで最もリスクの高い部分を見つける
  • 最も大きなリスクは、誰も欲しくないものを作ること
  • スタートアップの3つのステージ★
    • 第1ステージ:課題/解決フィット
      • 「解決に値する課題はあるか?」
      • 顧客が必要としているものか?(必要性)
      • 顧客はお金を払ってくれるか?誰が払ってくれるか?(成長性)
      • 解決可能か?(実現性)
    • 第2ステージ:製品/市場フィット
      • 「誰かに必要とされるものを構築したか?」
    • 第3ステージ:拡大
      • 「どうやって成長を加速させるのか?」
  • 製品/市場フィット前は学習とピボット、後は成長と最適化に集中する
    • ピボットでビジネスモデルの仮説を検証する→うまくいくプランを探す
    • 最適化でビジネスモデルの仮説を改善する→うまくいくプランに近づける
  • 資金調達は製品/市場フィット後
手順3:プランを体系的にテストする
  • 学習ループ(構築ー計測ー学習)によってプランをテストする
  • イテレーションは、「課題を理解する」→「ソリューションを決定する」→「定性的に検証する」→「定量的に検証する」の順番
    • 前2つで課題/解決フィットを目指し、後ろ2つで製品/市場フィットを目指す★

ここでわからなかったのがイテレーションのステージ(2つの★の箇所)部分です。
スタートアップは3つのステージに分かれているのに、イテレーションではステージ1と2が同じイテレーション内にあります。
たしかに課題を見つけてソリューション決定するだけでは意味が無いので、検証するのは理解できますが、なぜステージ1と2と記述しているのかがよくわからないです。

追記

不明点ですが、イテレーションとあるので、1回のイテレーション(=学習ループ?)で「課題を理解する」→「ソリューションを決定する」→「定性的に検証する」→「定量的に検証する」を全て行うと思っていたのですが、最初は「課題を理解する」のみで学習ループを繰り返し行うのようです。